Gショックから、運動する時に最適なGPS搭載ウオッチが出る、という事で、超楽しみにしてたんです。
その割にはレビューが遅くなってスミマセン。
これが、Gスクワッドだ!
付けた印象は、
「背伸びしないでつけられて、テンション上がる時計!」
って意味わからんか。
なんか、気取らずつけられて、タフなん分かってるから、運動でも遊びでも、ガシガシ使える。
そして、Gショックらしい、ゴツッとしたケースはやっぱりファンにはたまんないス。
というわけでテンションあがります。
カラーは他に、ブラックふたつとレッド、そして新色のスケルトンがあるんだけど、私はこの、ホワイトが良いなぁ。
差し色のイエローもたまらん素敵です。
ちなみにこのホワイト×イエローカラーが、マスコミモデルで広告なんかにはこれが出てますね。
圧巻は液晶。
かなり大きくて見やすい。
コントラストがハッキリしていて、フォントも判別しやすいので、運動しながらチェックすることをしっかり想定してますね。
デザイン的に、スーツスタイルでは難しい時計だけど、クールビズやカジュアルなスタイルならビジネスでも問題ないです。
専用アプリのこと
早速、対応アプリの「G SHOCK MOVE」をインストール!
赤と黒のデザインがカッコいいです。
そしてなによりこのフォント。Gショックのロゴのフォント。
やる気出るデザインですね〜
練習プランが作れる、ていう話を聞いてたんで、早速使ってみます。
目標の大会で、目標のタイムを入れます。
私は、新型コロナでなくなってしまった「大阪マラソン2020泣」。
3か月先まで設定可能ですよ。
1か月先とかだと設定できません。
10キロとかハーフならわかんないけど、フルマラソンの場合、体作っていくのにやっぱり3か月はかかります。
目標のタイムを入力し、練習できない曜日があればそれも記入します。
すると、一瞬で練習プランが作られます!
これはすごい。
通常は、最初の1か月は筋力アップ、2か月目はスピード、と、自分で決めて、
インターバル練習や、ビルドアップなんかのポイント練習、そしてLSD、ジョグ、と、
自分で全部考えてスケジュール組まなあきません。
これが面倒くさい。
し、なんやったら正しいのかどうかすらわかりません。
ムリしたらケガするし、余裕のプランにしたらタイム上がらんし。
ほんまに難しい。
専属コーチつけたくなります。
が、
このGスクワッドがあれば、コーチいらず!
自動でプランを作ってくれます。
プラン確認してみると、すごく良くできてますよ。
週単位で、この週は、何を目的としているのか、が、きちんと表示されています。
例えば、
9週目:ペース上げ
VO2MAXと閾値ペースを上げ、今後の運動に適したトレーニングペースを実現します。初のインターバルセッションを含めたプラン。負荷は中程度。
みたいな。
何を目的としているのかをきちんと明記してくれているから、モチベーションをキープしやすい。
日々のプランは、距離と目標タイム、目標心拍までバッチリ書いてくれているので、あとはもう、走るだけ。
ちなみに、プラン通りに消化できなかったら、これも自動的にプランを作り変えてくれます。
練習したときに、VO2MAXは常に測定されているので、練習の結果というか成果もモニターしていて、それを考慮してまた作り変えられます。
これは完全に、プライベートコーチ状態。
目標達成できないはずはありませんね。
大会ないのに、ワクワクしてきたで!!
走ってみる!
まずは心拍。
ワタシ、心拍はかなり正確にモニターしたいので、腕時計タイプの手首で測定するやつは、かなり疑ってかかってます。
なので、いつも最初にハートレートモニターベルトも装着して、どのくらいの誤差があるかチェックするのですが、、、
かなり正確です!
ほぼほぼ一緒でした。
上がり方、下がり方の心拍の加速度?スピードもかなり正確です。
この光学式センサー、ええ仕事してます! これなら、VO2MAXの正確さも間違いないですね。
次に、GPS。
左のボタンを押したら、GPS衛星を探し始めるんだけど、他機種に比べると、若干時間かかるな、という感じはありました。
ただ、走っている時の精度はかなりいいです。
ここの精度が悪いと、ランウォッチの場合スピードがグダグダになってアウトなんで、いいと思います。
スタート時のGPS衛星キャッチが多少遅くても、待ってる間、ラン前のストレッチでもしといたらええわな!
運動用のGスクワッドとはいえ、Gショックなわけで、まあまあゴツい外観です。
5600シリーズとかやったら、シュッとしとるけど、このゴツさは走る時どうかな、とおもてましたが、
軽さのせいで、ほとんど気になりません!
唯一欠点を探すとすれば、バンドはシリコンがええな。
この樹脂バンドやと、ぴったりフィットさせられへんから、汗かくと、どうしても浮くし、滑る。
そうすると、心拍のモニターが荒くなるのよね、、。
本気モードの時用の、替えのシリコンバンドとかあったらええな!
とはいえ、ラン用の時計で、こんだけカッコええのんは、なかなかない。
いつも走る河原でも、ジムのトレッドミルでも、こんだけカッコええ時計は、今のところワタシだけでした笑
ラン中は、液晶が大きいので、かなり見やすいです。
ちょっと専門的な話すると、これ、MIP液晶いうて、高精細で、高コントラストにした液晶なんです。
走ってるときにもしっかり視認できるように考えられてる、いうわけですな。
表示モードは様々に切り替え可能だし、カスタマイズも可能なので、心拍をモニターしたいインターバルや、のんびりLSD、ペースを一定にしたいペース走など、トレーニングに合わせて切り替えたらいいですね。
走っててもテンション上がる時計やわ〜
トレーニングが終わると、距離、ペース、心拍、そしてVO2MAXが確認できます。あと、リカバリータイム。
アプリ上には、心拍の推移や、上昇下降量、トレーニングエフェクト、ペースなどなど、分析に必要なデータのすべてが確認できます。
もちろん、移動ルートも地図上に表示されるので、旅ランなんかしたときは、ええ思い出になりますな。
普通なら、このデータをもとに、今のフィジカルを測定して、目標タイムに対しての進捗を自分で考え、トレーニングメニューを組み直したり、負荷を変えたりするわけです。
これが大変。ていうかめんどくさい。し、本読んだだけの知識やったりすると、合ってるんかどうかもわからん。
Gスクワッドの場合、この日々のトレーニングの結果から、自動的に、プランを作り替えてくれます!
ここが秀逸。
とりあえず、時計の言うこと聞いてトレーニングしといたら、目標タイムで走れる、言うわけなんで、後は努力次第ですね!!
トレッドミルでも走ってみました。
室内では、GPSを受信しないし、トレッドミルは進んでるわけじゃないから、時計にとってはスピードや距離を計測するのが難しい。
もちろん、トレッドミル側で、速度や距離、傾斜をモニターしてるから、
後からそれをアプリに入れこんだったらええやん、という話もあるかもしれん。
けど面倒くさいわな。
ワタシは、トレッドミルでトレーニングすることも多いので、ここの精度もかなり気にしてます。
で、このGスクワッドは、というと・・・?
相当に正確です。
かなり精度の高い加速度センサーが入ってると思う。
加速度センサー:3軸加速度センサーで身体の動きを感知し、歩数や移動距離を計測します。GPSが計測できない環境での距離計測も補間してくれます。
実際、外ランしたときも、橋の下とか、ごちゃごちゃした脇道とか、GPS受信しにくい環境でも
かなり正確にスピード計測してたから、これセンサーしっかりしとるな、
とは思ってたけど、ここまでとは思わんかったです。
これは、室内トレーニングメインの方にもかなりおススメです。
このGスクワッドには、ほかにもこんなにセンサーが搭載されてます。
内蔵タイプの小型センサーで、高度、気圧、方位、温度を計測します。
方位や高度情報はGPSでの距離計測の精度向上に貢献するんですよ。
総評~!
時計もアプリもカッコいい!
これが一番ですね。
センサーの精度は申し分なし。
そして、アプリのトレーニングプランがよくできてるので、お任せできます。
なので、これから走ってみようかな、とか、ダイエットに、とか、
ライトなトレーニングを望むユーザーにも、かなりお勧めできるんちゃうかな、と思います。
あと、望む機能としては、コミュニティで繋がりたいかな。
ラントレーニングは、孤独な戦いで、すぐに心が折れそうなる。今日はやめとこか、とか、ちょっと体調悪い(気がする)とか。
そんな時に、アプリで仲間が走ってるのん見たら、
「あかん。オレもがんばろ!」
ってなるのよね。
仲間とコネクトできる機能が欲しいなぁ。
カシオ計算機さん、ぜひお願いします!!
カッコ良くて、軽くて、ハイスペックなランウオッチ。
カジュアルに、アクティブに、そして、トレーニングに。
大活躍ですね〜〜